夏休み明け直前の恒例?
こんにちは。
かし熊の『たのうえ』です。
あっ、今の時間は午前2時なので「こんばんは」ですね(笑)。
私の自宅は千葉市内なので、公立の小学校は8月30日から
夏休み後の初登校になります。
私が小学生の時は、ずっと夏休みの宿題をやらずに
登校日直前になって泣きながら宿題をやっていました。
その苦い思い出を、子供達に味わわせたくないとの親心から
口をすっぱくして「早めに宿題をやっておけよ」と言い続けてきましたが
やはり血は争えないですね…。
4年生の息子は、昨晩にようやく宿題を終わらせることができました。
ここ数日は、自業自得とはいえ息子なりに頑張っていたので
自由研究などで作成した物を紹介させて頂きます。
自由研究では、題材選びを色々と迷っていたようですが
最終的に「ダイヤル式貯金箱」を作成することになりました。
そして、貯金箱コンクールに出品するために
サッカーを題材にした貯金箱を作成していました。
えっ。2つとも貯金箱なのかって?
そうです…2つとも貯金箱(笑)。
それでは、作品の写真をご覧下さい。
こちらが「ダイヤル式貯金箱」です。
一番上のコインシューターにコインを入れると
すり鉢状の部分を旋回しつつ、貯金箱内に収まります。
貯金箱を開けるには、本体の左側にあるダイヤル(金色の部分)を
設定された2つの数字に合わせることによって
白い棒状のロックが外れる仕組みになっています。
本体の内部は、このようになっています。
左側には2つの数字を合わせるためのギアが2枚。
中央にはロック棒と連動している仕掛けがあり
右側にはコインを受ける箱がセットされています。
裏側から見ると、このような感じになっています。
2枚のギアは、10箇所の切込みがあるものと
1箇所しか切込みがないものとの2種類で構成されるので
計4枚のギアを作りました。
こうすることで、ロックを解除する数字を自由に変更することが
できるようになります。
さらに、2種類の数字を1つのダイヤルで設定するために
2枚のギアにプレートをセットして、そのプレートによって
連動する仕組みです。
例として、アパートなどの集合ポストで
「右に2回”2”」を合わせたあと、「左に1回”9”」を合わせると
扉が開くタイプのポストがありますが
それと同じような仕組みになっています。
鍵が掛かっている時は、ロック棒と連動している仕掛けが
ギアの外周部分までしか可動しないのですが
設定された2つの数字を合わせることで
可動域が深くなり、ロック棒が外れるという訳です。
こんな感じですね。
では、一連の作業を写真でどうぞ。
これで貯金箱の内部はほぼ完成です。
次に、前面の壁を作ります。
右の写真は、壁を裏側からみたところです。
本体に取り付けると、このような感じになります。
続いて、天板の部分です。
穴に入ったコインが、確実に本体内の箱に入るように
天板の下側にガイドの筒を取り付けて本体に乗せます。
これで、箱にコインが入ってくれますね。
最後に、全体や各パーツに色を塗って
操作するダイアルとロック棒を取り付ければ完成です。
もう一つの貯金箱は、サッカーを題材にしてみました。
こちらは、息子が中心になってタイトな時間の中で作ったので
作成途中の写真を撮り忘れていました(汗)。
という訳で、完成写真をご覧下さい。
右足の部分が少し浮いているのが分かるかと思います。
右足だけが振り子のように動いて、足の前に立てられたコインを
蹴れるようになっています。
そして、ゴールの中に入ったコインが穴に落ちて
本体に収まっていきます。
ちなみに、ピッチには人工芝を使用。
白いラインは、型抜きした台紙を人工芝に乗せて
その上から白いスプレーを吹き付けることで表現してみました。
ストローを貼り合わせたゴールには、ネットを被せてあります。
突貫に近い状態で作った割には、小学生らしいアイデアと
微笑ましく温かみのある仕上がりになったと思います。
どちらの貯金箱も、作成には沢山の苦労がありましたが
息子にとって良い経験になったようです。
でも作成し始めるのが遅く、夏休み最終日まで掛かってしまいました。
半ベソをかきながら仕上げた苦労を忘れずに
来年の夏休みは、早めに宿題を終わらせてほしいものですね(笑)。
はぁ~、疲れた~。