熱中症にご注意を!

熱中症にご注意を!

2017年07月08日(土)6:09 PM

こんにちは。
かし熊の『たのうえ』です。


毎日、暑い日が続いていますね~(汗)。
かし熊では、前回のブログでご報告した通り
暑気払いを行なってエネルギーを補充しましたが
やはり熱中症には注意をしないといけません。



そこで、今回は熱中症について書いてみようと思います。

【熱中症の定義】
 熱中症とは…高温環境下で、熱の産生と放散とのバランスが崩れ
 体温が著しく上昇してしまうことで起きる様々な症状の総称です。

【熱中症になる要因(環境面)】
 ・気温が高い(30℃以上が目安)
 ・湿度が高い(70%以上が目安)
 ・風が弱い
 ・日差しが強い
 ・寒暖の差が激しい
 ・閉め切った室内
 ・その他

【熱中症になる要因(身体面)】
 ・疲れが溜まっている
 ・寝不足
 ・体調が悪い
 ・低栄養状態
 ・暑さに身体が慣れていない
 ・高齢者や乳幼児
 ・肥満
 ・その他

このような要因が重なると
熱中症の症状が出やすくなってしまうようですね。



熱中症にならないために心掛けることとして
下記のような予防法があるそうです。

【熱中症の予防法】
 ①室温と湿度に気を配る
 ②暑さや日差しを避ける
 ③服装を工夫する
 ④こまめに水分補給をする
 ⑤暑さに備えた身体づくり

それぞれについて、補足説明をします。
 ①室温と湿度に気を配る
   外出時は気温や湿度をコントロールできませんが
   室内に居るときは、室温を28℃以下にして
   湿度は50~60%程度を目安にしましょう。

 ②暑さや日差しを避ける
   外出時は日陰を上手に利用したり
   日傘や帽子などで直射日光を避けましょう。
   身体に熱が溜まる前に、冷却グッズなどで首や脇の下を
   冷やすのも効果的です。

 ③服装を工夫する
   熱を集めやすい黒色や濃い色の服は避けて
   吸水性や通気性に優れた素材のものを選ぶようにしてください。

 ④こまめに水分補給をする
   喉が渇いたと感じるときは、既に水分が不足しているそうです。
   そうならないように、水や麦茶を基本として
   運動時などで塩分も同時に補給する必要があれば
   スポーツドリンクなどを、喉が渇く前に飲みましょう。

 ⑤暑さに備えた身体づくり
   汗には体温調節の役割もあるので、日頃から運動をして
   汗をかく習慣を身に付けましょう。
   また、バランスの良い食事と十分な睡眠がとても大切です。



このような予防を心掛ければ、熱中症のリスクは軽減されそうです。
ですが、高齢者や乳幼児は上記以外の注意点もあります。

○高齢者が熱中症になりやすい理由
 ・体内水分量が低下し脱水になりやすい
 ・暑さ自体を感じにくい
 ・体温調節機能が低下している

○乳幼児が熱中症になりやすい理由
 ・熱がこもり体温が上昇しやすい
 ・体温調節機能が未発達
 ・道路からの照り返しの影響を受けやすい
 ・自分で予防策を取れない

そのため、周りの人達が体調を気に掛けるようにして
予防対策を促してくださいね。


さて、熱中症になる要因や予防法について書いてきましたが
それでも熱中症が疑われる症状が感じられたら
すぐに対処をしましょう。

【熱中症を疑う症状】
 ○Ⅰ度(軽度)
  ・めまい、立ちくらみ、失神
  ・筋肉のけいれん、こむら返り
  ・大量の発汗

 ○Ⅱ度(中等度)
  ・頭痛、吐き気、嘔吐
  ・倦怠感、虚脱感、失神
  ・気分の不快、判断力の低下
  ・大量の発汗(または、汗をかいていない)

 ○Ⅲ度(重度)
  ・意識障害
  ・けいれん、運動障害
  ・おかしな言動や行動
  ・過呼吸、ショック症状
  ・汗をかいていない
  ・高体温


【熱中症の対処法】
 ・涼しい場所に避難する
 ・医療機関への相談または救急車を呼ぶ
 ・服をゆるめて体の熱を放出させる
 ・首、脇の下、足の付け根を冷やす
 ・水分と塩分を補給(意識傷害や嘔吐がある時は様子を見る)

高温多湿になる夏は、誰にでも熱中症になる可能性があります。
熱中症は命に関わる危険な症状なので
普段の心掛けや適切な予防などでリスクを減らすようにしましょう。

それでは、楽しい夏をお過ごしくださいね~!

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