秋の風を感じてきました
こんにちは。
かし熊の『たのうえ』です。
まもなく10月が終わり、今年も残すところ約2ヶ月となりました。
10月の初旬は暑さが残っていたり、中旬は雨の日が多かったりと
スッキリとした秋晴れからは程遠い天気ばかりでしたが
ここ数日は秋を感じられる日が増えてきましたね。
秋といえば「食欲の秋・読書の秋・行楽の秋・芸術の秋」など
皆さんそれぞれの楽しみ方があると思います。
私は基本的に「食欲の秋」がメインですが
かし熊の『コーイチさん』と弟の『タカユキさん』を引き連れて
秋のさわやかな風を満喫すべく、市原市に行ってきました。
こちらは市原市にある「新東京サーキット」。
津田沼からは一般道をのんびり走っても1時間ちょっとなので
気軽に遊びに来れちゃいます。
新東京サーキットは広大な土地を切り開いて造られており
カート専用のコースとしては東日本最大級となる
「全長1,076m」を誇るサーキットです。
一般的なレンタルカートコースの全長は400m~600m位だと思いますが
新東京サーキットはレーシングカートの全日本選手権でも使用される
本格的なカート専用サーキットなので、レーシングカートの性能を
十分に発揮できる全長とレイアウトになっています。
今回は10月23日(日)にお邪魔しましたが
9時~12時と13時半~16時半はレーシングカートの方々が
練習する時間になっていて、レンタルカートの走行は
12時~13時半と16時半以降になります。
現地に到着した時にはレーシングカートが走行していて
100km/hを超えるスピードと、隣の人と会話できない程のエンジン音に
圧倒されてしまいました。
まぁ、私達は初心者でも楽しめるレンタルカートなので
のんびりと走らせてもらいますけどね。
さて、レンタルカートに乗車するための受付手続きをするために
クラブハウスにやってきました。
室内は清潔感があって、とてもキレイなだけでなく
暖炉が設置されているので、寒い冬でも快適に過ごせそうです。
また、室内からサーキットを見ることもできますよ。
そして、食べ物や飲み物のメニューも充実しているので
食事などをしながら仲間達と過ごすもの良いですね。
外に並べられたレンタルカートをジロジロ見ていると
整備をされていたスタッフの方が「良かったら乗ってくださいね」と
声を掛けてくれたので、お言葉に甘えて仮乗車しちゃいました。
そうそう、今回乗車するレンタルカートについて簡単に説明します。
こちらは、TONY社製の「Viper(ヴァイパー)」というカートになります。
新東京サーキットには2021年の9月から導入されたとのことですが
不意の衝突などに備えて、カートの周囲がフルカバーされているなど
高い安全性が確保されています。
とは言え、最高速度は「75km/h」にまで達するとのこと。
レンタルカートの最高速度は55km/h~60km/h位のところが多い中で
75km/hのスピードは最速の部類に入るのではないかと思います。
操作は「ハンドル・アクセルペダル・ブレーキペダル」の3種類。
シートや各ペダルの位置が細かく調整できるので
満12歳以上で身長が150cm以上の方であれば
車の運転免許を持っていなくても乗車できます。
おっと、そこのあなた。
「75km/h位なら、そんなに速くなさそうだな」
と思っていませんか?
レンタルカートは乗車位置が地面スレスレなので
乗用車などに比べると、格段に視点が低くなります。
そのため、体感速度は実際の速度の2~2.5倍にもなると言われており
75km/hだと単純計算で150km/h~187km/hの体感速度になります。
日本の高速道路(一部)の最高速度は120km/hに制限されているので
交通ルールを守っている方であれば未知の速度域です。
…皆さん、交通ルールは守っていますよね(笑)?
このブログの最初に「秋のさわやかな風を満喫」と書きましたが
レンタルカートは、風よけになる窓などはありませんので
走行時の風をまともに受けることになります。
「75km/h」ということは「20.833m/s」。
秒速20mを超える風は「さわやかな風」とは言えないかもしれませんが
風自体は満喫できそうなので良しとしましょう。
走行時間についてですが、レンタルカート専用のサーキットだと
7分~10分などで区切るケースが多いので、1回や2回の走行では
ちょっと物足りなく感じてしまいます。
ですが、こちらでは「30分・40分・50分の乗り放題」なので
そんな心配はなさそうですね。
今回は『コーイチさん』と『タカユキさん』が初走行ということもあり
途中で休憩や意見交換などをするために、30分を2回乗ることにしました。
ササっと受付を済ませ、走行時のルールや注意事項について
安全講習のビデオを観ながらしっかりと学びます。
安全に楽しむために、とても重要なことですね。
そうこうしているうちに、乗車時間が近付いてきました。
徐々に緊張感が増してきた様子もあって
二人の口数が減ってきたように感じましたが
私はこういう雰囲気や緊張感が大好物です(笑)。
ヘルメットを被りグローブをはめて準備万端。
いよいよ1本目の走行(30分)が始まりますよ~。
と、ここでアクシデントが発生!
当初は1本目の走行終了後に、休憩&意見交換をする予定でしたが
他グループの参加者が開始時間に揃っておらず
開始時間が15分程遅れてしまいました。
レンタルカート全体の終了時間(13時半)に変更はないので
休憩&意見交換を挟むことができず、30分×2本を連続して走行することに。
まぁ、仕方がないですね。
そんなこんなで、60分の走行が終了してピットイン。
まずは3人とも怪我をしなかったこと。
そして、上記のアクシデントがありながらも
『コーイチさん』と『タカユキさん』から
楽しかったとの感想をもらえてホッと一安心。
二人とも初めての走行で疲れていたと思いますが
すぐにラップタイム表でお互いのベストラップを確認し合ったり
コーナー進入時のブレーキング位置や走行ラインなどについて
重要な会議を思わせる様子で意見交換をしていました。
もちろん私もその場に加わって
どのような点に気を付けながら走っているかを説明したり
二人からの質問に答えさせてもらいました。
そんな感じで色々な話をしていたところに
スタッフの方が声を掛けてきました。
なんと、走行開始時のアクシデントのお詫びとして
かき氷をサービスしていただけるとのこと。
この日は気温が高く日差しも強かったので
ありがたく頂戴することに。
私はイチゴ味、『コーイチさん』と『タカユキさん』は
ブルーハワイ味をチョイス。
新東京サーキットのスタッフさん
お気遣いをいただきありがとうございました。
冷たくて美味しかったです。
さてさて、ここで二人のラップタイムを発表しましょう。
『コーイチさん』
・参考タイム :1分08秒788(10週目)
・ベストラップ:1分04秒868
『タカユキさん』
・参考タイム :1分04秒068(6週目)
・ベストラップ:1分01秒273
当初予定していた、1本目走行後の意見交換が
できなかったにもかかわらず
二人とも大幅な成長を遂げています。
まだ多少の恐怖心があるかもしれませんが
それは決して悪いことではありません。
何度も走行を重ねて、技術や慣れが身に付いてくると
恐怖心を含めて楽しめるようになってきます。
あとは自分のペースで試行錯誤を繰り返しながら
少しずつタイムアップを狙っていけるといいですね。
レンタルカートは16時半から再開されますが
60分の連続走行で前腕などに疲労が出ていたようなので
今日はここまでとなりました。
スタッフの方に聞いたところ、速い人のラップタイムは1分を切るそうです。
レンタルカートは気温や湿度だけでなく、エンジンの調子やタイヤの状態など
カートの個体差によってもタイムに影響が出たりします。
コンマ数秒のタイム差であれば一喜一憂する必要はないので
次回もベストラップを更新できるように頑張りましょう。
今回は、新東京サーキットで「秋の暴風」を満喫させてもらいました。
これから段々と寒い日が多くなり、すぐに冬が来てしまいそうですが
皆さんも楽しい秋を過ごしてくださいね。
そうそう、私のラップタイムも一応お知らせします。
・ベストラップ:59秒287
新東京サーキットのレンタルカート経験者として
面目を保てて良かった(笑)。