レンタルカート
こんにちは。
かし熊の『たのうえ』です。
前回のブログで予告させて頂いたとおり
レンタルカートについてご紹介します。
カートとは、1人乗り(2人乗りもある)用の初歩的な
レース用の車で、公道はもちろん走れません(笑)。
時々、テレビ番組等で芸能人が運転している事があるので
見た事がある方は多いと思います。
カートは、レース専用車の中では底辺のカテゴリーですが
その中でも様々なランク分けがあります。
F1を含むレーシングドライバーには、カート出身者が多く
そのような超人達が乗るカートは、6速ミッションが付いていたりで
最高速が約200km/hに達するものもありますが
レンタルカートは、60~70km/h程度でしょうか…。
ただ、乗用車の60km/hとカートでの60km/hは
体感速度がまったく違います。
まるで地面に座っているようなポジションの低さから
2倍以上の速度が出ているように感じるはずです。
なので、初めてカートに乗る方は
もしかしたら直線でもアクセルを全開にする事が
難しいかもしれませんね(まぁ、すぐに慣れると思いますが…)。
操作性ですが、当然パワーステアリングは無く
タイヤからの入力を、ハンドルを通してダイレクトに感じる事ができます。
ハンドリングは乗用車よりも遥かにクイックなので
他では味わえない、車との一体感を感じる事が出来ると思います。
なので、少し慣れてくれば、初歩的なドリフト走行程度は
すぐにできるようになりますよ。
カートの難点は、けして安い物ではない…という事でしょうか。
フレーム・エンジン・タイヤ・付属品等、実際に走れるようにするには
30~50万円位は覚悟しないとなりません。
また、本格的にレースに参戦するには、移動費やメンテナンス費用
タイヤは毎レース新品にする必要もあるので、恐らく年間300万円は
掛かってしまうかもしれません。
とてもじゃないですが、趣味にそんな費用を掛けられる人は
多くないですよね(笑)。
そこで、一般の人が気軽に楽しめるように
レンタルカートの登場です。
サーキットが所有するカートを借りるので
メンテナンス費用や保管場所も不要。
乗りたい時にササッと乗って、終わったら帰るだけ。
…素晴らしいシステムですね(笑)。
一般的に、モータースポーツは相当な費用が掛かるものですが
このレンタルカートのお陰で、気軽に遊ぶ事が可能になります。
ですが、注意がひとつ。
いくら気軽とは言っても、それなりの料金は掛かります。
料金の目安は、1回(7~10分程度の走行で)2,000円程度です。
好きではない人からすると
「同じところをグルグル回って2,000円は高い」
となってしまうかもしれませんね。
カートの基本的な内容をざっと書いてみましたが
少しは興味を持って頂けたでしょうか?
そんな方の為に、次回はレンタルカートが楽しめる場所を
いつかご紹介しようと思います。
何だか連載みたいになってしまっていますが
ご容赦下さいね。
では、次回をお楽しみに。