昔ながらの美味しさ

昔ながらの美味しさ

2012年11月22日(木)4:34 PM

こんにちは。

かし熊の『たのうえ』です。

 

 

普段、何気なく過ぎている時間の中でも

世の中の動きに停滞はありません。

 

技術は日々進歩し、3ヶ月前の技術が「古い」と

言われてしまう事もあるようです。

 

サービスも変化を続け、より消費者のニーズを捕らえた

新しい形態が出始めると、数ヵ月後にはその形態が

スタンダードになっていたりします。

 

 

消費者としては、より良い製品やサービスが

提供され続けるのは嬉しいことですが

世の中の全てのものが「最先端」では

少し寂しい感じがあるかもしれません。

 

 

アナログ感や不便さ等を、懐かしく感じる事もありますし

数十年から数百年前に製作されたの美術品は

今尚その輝きを失わず、人々の目を楽しませたり

心に豊かさを与え続けています。

 

 

 

少し大袈裟な話になってしまいましたが

皆さんにも、今でも大切にしている物があると思いますが

いかがでしょうか。

 

 

急に小さな話になってしまい恐縮ですが

私はお菓子が大好きで、夕食後にはほぼ毎日

お菓子を食べています。

 

 

そのストック量は、中型のクーラーボックス1つと

1.5リットルのペットボトルが8本入る袋が1つ

さらには食器棚の1区画…それぞれに

スナック菓子やチョコレート系等に分けられて

買い置きされています。

 

冷静に考えると、買い過ぎですね(笑)。

 

 

そんな、私に至福の時を与えてくれるお菓子の世界も

日々新製品が開発され続け、コンビニエンスストア等では

それほど売り上げが多くない製品は、1週間程度で

陳列されなくなってしまうケースがある程だそうです。

 

 

そんな中でも、ずっと販売され続けているロングセラー商品があり

きっと昔から大好きと思える商品が、皆さまにもきっとあると思います。

 

 

 

 

 

…前置きが長くなりましたが、私が大好きなお菓子の中で

「あんこ玉」というものがあります。

ご存知でしょうか?

 

 

丸めたあんこの周りに、きな粉が付いているだけの

素朴なお菓子で、昔は駄菓子屋さんに必ずあったと思います。

 

 

最近は、スーパーにも駄菓子コーナーがあったり

ショッピングセンターには、駄菓子専門店があったりするので

駄菓子に触れる機会は多くなりましたよね。

 

 

ただ困ったことに、私が子供の頃食べていた「植田のあんこ玉」が

そのようなお店では販売していないのです。

(同じような商品は販売されています)

 

 

駄菓子専門店を見つける度に探していたのですが見つからず

子供の頃に食べていた駄菓子なので、もしかしたら製造中止に

なっているのでは…との不安がありましたが

その不安を払拭する為に、「植田のあんこ玉」を求めに

日暮里の駄菓子問屋さんに、先日行ってきました。

 

 

 

元々、この駄菓子問屋は、昔ながらの長屋が並んだ通りにあったのですが

日暮里駅周辺の再開発によって、立退きになってしまい

その内の2店舗が、新しく建てられたビルに移転をしていました。

 

 

 

…もう無いのかなぁ…。

…いや、きっとあるはず…。

 

 

期待と不安の中、お店を覗くと… 

 

 

 

 

 

 

ありました~。

 

 

 

 

黄緑色の箱に包まれ、タコ糸が結ばれた懐かしのパッケージ。

「あ~、これね」

という、皆さんの声が聞こえてきそうです(笑)。

 

 

冷静さを装いながら素早く手に取り

他の駄菓子には目もくれずにレジへ直行。

 

 

 

自宅に戻ってから、感動の開封です。

 

 

 

 

箱のサイズは2種類あるのですが

これは大きい方のパッケージになります。

 

 

36個が2段になった72個入り。

しかも当たり用の大玉が、別に9個入っています。

(あんこ玉の中に、白い小さな玉が入っていると当たりです)

 

 

久しぶりに食べた感想は、「う~ん、美味しい」。

「当たりかなぁ…はずれかなぁ…」なんて話しながら

子供達と一緒に、その日の内に完食しました。

…生菓子なので…ね(笑)。

 

 

 

そんな訳で、懐かしさと美味しさで、心が温かくなった一日でした。

皆さんも、昔好きだった味を、探しに行ってみてはいかがでしょうか。

 

きっと、温かい気持ちになれますよ。

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