消防訓練(H25.11.07)
こんにちは。
かし熊の『たのうえ』です。
11月7日になりますが
「新津田沼パスタビル」と「はまゆうパスタビル」の
自衛消防訓練を実施致しました。
この日は生憎の雨模様でしたが
16名の方にご参加を頂きました。
消防訓練は、通報・避難・消火の3つを
繰り返し実施していますが、やはり継続する事が
本当の意味で、訓練内容を身に付ける
一番の近道だと思います。
それでは、訓練の様子をご覧下さい。
まずは、ヘルメットのかぶり方です。
皆さんは正しくかぶる事が出来ますか?
ヘルメットは自分の身を守ってくれる大切なものです。
目深にかぶり、あご紐を指1本程度の
余裕をとって締めましょう。
続いて、自衛消防隊長から、訓練の内容説明や
取り組む心構えをお話しました。
皆さんの真剣な表情が印象的ですね。
続いて、通報訓練を実施しました。
今回は習志野消防局の方にお越し頂けなかったので
設備関連の点検等をお願いしている
綜警ビルサービスの方に、消防署員と同じ受け答えを
して頂きました。
通報の際は、一気に色々な事を話さずに
消防署員からの質問に答えるようにしましょう。
焦らず、そして正確にです。
続いて、避難訓練です。
ここでは、建物内の階段が使用できない事を想定し
「緩降器」という避難器具について、説明をしました。
初めて目にする方も多く、設置方法や注意点等の説明に
メモを取っている方も多かったです。
緩降器は、様々な施設や建物に設置されていますが
普段はあまり気にした事がないと思いますが
使い方を知っているのと知らないのでは
大きな違いになります。
自分や周りの人を効率よく非難させる為に
一度でも使い方を学んでおいた方が良い設備ですね。
次は、消火訓練です。
消火器はとても身近な消火器具ですが
使用方法はご存知ですか?
誰でも簡単に使えるように作られている消火器ですが
実際の火災の時、正しく使用できない方も多いようです。
そしてもう一つ大切なのは、その消火器が
どこにあるのかです。
使い方を良く知っていても、消火器が手元に無ければ
何の意味もありませんよね。
見やすい場所に設置するのは勿論ですが
外出先等でも緊急時に探し回らなくても良いように
消火器の場所と避難経路の確認はしておくと
安心ですね。
最後に、自衛消防隊長から講評を話しました。
いつも思うことですが、参加された皆さんは
真剣に話を聞き、取り組んでくれています。
ビルを管理する側としても、店舗を利用する側としても
このように防火・防災意識が高いお店だと
安心してサービスを受けられますよね。
先日もニュースで、とある施設の火災が報じられました。
その施設は火災に対する設備はあったものの
有効に作動する状態ではなかったようです。
自動で作動する設備も、手動で作動させる設備も
正しい管理と正しい知識が大切だと思います。
私達も、皆さまに安心してご来館頂けるビルを
維持できるよう、気持ちを新たに防火・防災に
取り組んでいきたいと思います。