AED(自動体外式除細動器)講習会
こんにちは、しいなです。
先日、街や各施設等でよく見かける「AED(自動体外式除細動器)」の
取扱い講習会に参加しました。
津田沼パルコさんの主催で、近くの東部公民館にて開催されましたが
この津田沼エリアは、船橋市・習志野市にまたがる地域なので
両市の商業者だけではなく、それぞれの消防署から
合計6名の指導員が参加されて、ミッチリ3時間の講習を
して頂きました。
参加者の平均年齢は30歳代。
3割が女性で、5名ずつ5つのグループに分かれて
グループ毎に担当の指導員が付いてくれました。
講習の目的は「救命の連鎖」を実行できる人の育成。
疾病者の救命や社会復帰させる為の一連の動作を学び
知っているだけではなく「自分で出来るレベルに教育する」事です。
ビデオを見ながら自分達も同じ動作を行い
グループのメンバーと何度も繰り返し実施しました。
前半は心肺蘇生法講習で
①心停止の早期発見と119番通報
②一次救命処置
を行いました。
具体的には…
意識がない人がいたら、心停止を疑い
近くにいる人と連携をとって
119番通報とAEDを取りにいく事を依頼し
心臓マッサージと人工呼吸を施します
後半はAEDの取扱い講習です。
今の機械は、電源を入れると自動的に音声ガイダンスが流れるので
落ち着いてガイダンスの指示通りに行動すれば
正常に作動させる事が出来るはずなのですが
一度は経験をされる事が大切だと思います。
私も、今回の講習会で新しい知識を学びましたが
心室細動の状態でAEDが効果を発揮する事や
正しい胸骨圧迫法であれば、肋骨が折れるリスクを減らせる事
また、人工呼吸での息の吹き込み加減等を改めて知った事で
定期的に学び、経験する事の大切さを実感しました。
終了後は、「普通救命講習終了証」を船橋市消防局から頂きましたが
自分の経験に留める事無く、かし熊の面々や知人・友人に
講習会参加を呼び掛けて、安心できる街づくりに役立てたいと思います。
皆さんも、機会があればAEDの講習を受けてみて下さいね。