消防訓練(平成29年・春)

消防訓練(平成29年・春)

2017年05月29日(月)3:02 PM

こんにちは。
かし熊の『たのうえ』です。


今日もそうですが、本当に暑いですね~。
例年通りだと、あと一週間ほどで梅雨入りする予定ですが
梅雨の前に夏が来てしまいそうな感じです(笑)。

暑くなると、どうしても緊張感がなくなってしまいがちですが
そんな時こそ気を引き締めるようにしなくちゃいけませんねぇ。

私たちが管理をしている各パスタビルでは
管轄消防署に提出をしている消防計画に則って
春と秋の年2回、消防訓練を実施していますが
今回はそのご報告を写真でさせていただきます。


【津田沼パスタビル・ロッソパスタビル】
  

  

  

 


【新津田沼パスタビル・はまゆうパスタビル】
  

  

  

  



火災の場合、それぞれの場面毎に注意点がありますので
以下に記してみます。

○非常ベルが鳴動しているかを確認する

  火災は自分だけではなく、同じビルに居るお客様や従業員も
避難が必要になります。
各パスタビルでは、年2回の消防用設備等定期点検で
非常ベルの機能に異常がないことを確認していますが
全ての建物がそうでないない可能性があります。
なので、火災を発見し非常ベルが鳴動していない場合は
手動で鳴動させるようにしてください。


○消火器による初期消火について

  消火器の使用方法は単純ですが、それだけに難しい一面もあります。
まず、消火薬剤の噴射時間は10~15秒程度と言われています。
つまり火元に近付く前に噴射を開始してしまうと
火元に到着した事には薬剤が無くなってしまう事態も考えられます。
また、実際に火を見てしまうと気が動転して、火に向かって薬剤を
噴射してしまうケースもあるようです。
実際には、火ではなく燃えている物自体に噴射する必要があるので
十分に気を付けてください。


○防火扉について

  ビル等の場合、火災や煙が建物全体に広がるのを防ぐために
防火扉によって防火区画が形成されています。
その為、日頃から防火扉の開閉を妨げる物を置かないようにし
火災発生時に避難する際は、必ず防火扉を閉めるようにしましょう。


○消防署への通報後に、消防車や救急車を誘導する

  火災が発生した建物が、少し入り組んだ場所にあったりすると
消防車や救急車の到着が遅れてしまう場合があります。
なので、到着するサイレンの音が聞こえたら
該当の建物に誘導することが大切です。
また、現場の状況や逃げ遅れ者の有無などを伝えられると
救助や消火の活動に役に立つことも多いようです。


○火災発生時の全体の流れについて

  火災が発生すると、通報・初期消火・避難などを実施することになりますが
実際には全てのことを同時に進めていく必要があります。
店舗の従業員の皆さんは、お客様の安全確保ができるように
日頃から役割を決めておいたり、火災を想定した対応を練習して
スムーズな対応や連携ができるようにしておきましょう。



以上が注意点の全てではありませんが
これらを知っているのといないのでは、緊急時の対応に
大きな差が出る場合があります。

そして、それらの知識や消防訓練で得た経験は
職場だけではなく、買い物や旅行等で訪れた先でも活用できます。

火災などの災害は、他人事のように思ってしまいがちですが
いつでも対応できる心構えが、自分自身や大切な人達の
命を救うことに繋がると思いますので、今回の消防訓練を
防災意識を高めるきっかけにしていただければ幸いです。


これからも各パスタビルでは
皆さんに安心と安全をお届けできるように努めて参ります。
よろしくお願い致します。

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